作家 - Artists
ごあいさつ
髙取焼きは綺麗寂の焼き物と言われ、遠州好みの物が主に造られて来ました。唐物写し茶入として知られる名高い窯です。粘土をより高度に精製し、釉も美しく、左糸切りとなっています。
陶歴
昭和9年 | 12月27日生 |
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昭和25年 | 小石原小学校卒業、家業に入る。 |
昭和28年 | 髙取焼十三代を継ぐ。 |
全国陶磁器展入賞。 | |
福岡県美術展入選、その後連続入選。 | |
昭和34年 | 福岡県美術協会員に推挙される。 |
昭和48年 | 日本伝統工芸展入選。 |
昭和50年 | 福岡県美術協会県知事賞受賞。 |
昭和55年 | 伝統工芸士認定(通産省) |
昭和61年 | 伊勢神宮献納茶碗永久保存。 |
昭和63年 | 伝統工芸展入選。 |
平成元年 | 国際芸術文化賞受賞。 |
県知事最優秀技術者表彰受賞。 | |
平成8年 | パリ芸術祭大賞受賞。 |
平成10年 | 九州通産局長表彰受賞。 |
平成13年 | 小石原伝統工芸士会長就任。 |
平成16年 | 伝統工芸品展九州経済産業局長賞受賞。 |
NHK選抜百人百碗掲載。 | |
平成17年 | 全国伝統工芸士会功労賞受賞。 |
秋の勲章瑞宝単光章受賞。 | |
平成25年 | 喜寿記念展覧会(福岡市美術館にて)。 |
現在も作陶に従事しています。 |
作品
ごあいさつ
小堀遠州の名を耳にされると、庭園や茶室又は寺院を思い浮かべる方が多いのではと思いますが、髙取焼きも遠州公の指導により江戸初期から続いてきている窯です。私は公の多岐に亘る感性にとても惹かれております。
作陶の時はいつも「公ならどんな感覚でこれを捉えるのか」と考えながらろくろに向かっています。「綺麗寂(きれいさび)」という境地に向かい精進してまいります。未だ未だ力不足ですが、皆様のご支援の程宜しくお願い申し上げます。
陶歴
昭和29年 | 7月3日 愛媛県生まれ |
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昭和48年 | 神奈川大学外国語学部入学 |
昭和52年 | 日本道路公団入社 |
昭和58年 | 結婚と共に髙取家に入籍 |
その後裏千家ビエンナーレ等 数回入選 | |
平成24年 | 甲府市 仏国寺展(27世) |
平成25年 | 福岡市美術館にて八仙と共に喜寿記念展覧会 |
福島県白川市にて個展 | |
平成26年 | 小倉井筒屋ギャラリーにて個展 |
作品
ごあいさつ
現在、祖父と父の下で修業していますが、ものづくりの世界やお茶の世界を観て、触れて、また話を聞いていく中で、素晴らしいものに携わっているのだなあと日々実感しております。小石原という素晴らしい土地で伝統を守り続けられるよう頑張ってまいります。